『ブログは何記事書いた方が良いか論』Vol1

 ブログをやるとなると「何記事書けばよいか」が毎回注目を浴びます。

なぜなのか、明確にはわかりませんが、ゴールが見えないと初心者は不安になりますので、「一応どこまで書けばOKなのか」、ゴールを意識したいのでしょう。

 

そこでこのブームに乗り(?)、副業としてブログを書き、月2000~3000円の収益を上げている「現実的なブロガー」(悪く言えば雑魚ブロガー)の私なりの「何記事書くべきか論」を考えようと思います。

 

ただし、私も現在成長中。この主張は後日修正される可能性があります。例えば月10万円稼げるようになっていたら考えが変わっているかもです(願望)でも、その際はこの記事を直すのではなく、VOL2、VOL3として、記事を追加して過去のものは「この時点ではこう考えていた」と参考になるようにしたいと思います。

 

結論としては100~200記事を目指すべき

まず、個人的には100記事から200記事は書くべきだと思います。これは、ブロガーの中でも最も多い意見だと思います。

なぜ100記事~200記事なのか、ポイントは4点です。

 

1)アドセンスの「関連コンテンツ」が表示されるから

GoogleアドセンスはもっともページCTRの高い「関連コンテンツ」の表示条件に「たくさんの記事がある」ことを上げています。具体的に何記事なのか、公式からの発表はないですが、いろいろな方々の報告を見ると、大体100から150くらいという印象。

 

収益を上げるのであればページCTRの高い「関連コンテンツ」表示は非常に大事なので、その表示が解放されるためにも150記事以上は必要ではないかと考えています。

 

 

2)ライティング力が向上するから

あなたに素晴らしいWebライティング力があり、十数記事で100万PVを狙えるなら、わざわざ100記事を書かないでも数十記事書いて、そのクオリティをあげておけばよいと思います。

 

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でもそんな才能を持った方はほとんどいないでしょうし、持っているならライターとして活躍するほうがお得な気がします(笑)

 

多くは文章を書いた経験の少ない方々でしょう。ちなみに私は学生から自分の考えをmixiの日記や楽天ブログなんかに書くのが好きだったので比較的文章はうまいね、と言われますし、スピードもあります。

でも、ただ単に「自分の考えを構造化してわかりやすく伝える」文章と、アフィリエイトもしくはSEOに効果的な文章」は全く違いました。

 

 

人間は知識だけでは成長できず、その知識を自分のものにして表現できる技術・技能も習得しなければなりません。そのためには数十記事では効果が出ません。少なくとも100記事以上は必要なのではないでしょうか。

 

3)PV数獲得に効果的

 「1記事1PVでも、1万記事あれば1万PVになる」という怪しい情報商材があります。そこまで極端ではないですが、でも、この理屈はある程度正しいと思います。

2)で言ったような、ライティング経験のない人が数十記事の内容のクオリティを高めるよりも、どんどん新しい記事を書いた方が、ライティング力の向上も相まって、PV数を集められると思います。

 

要は効率の話で、誤解を恐れず言えば

 

記事の質向上によるPV数増加率

< 新規記事増加によるPV数増加率

 

ということです。記事はあればあるだけよいということですね。

 

しかも、これだけ書いていれば必ずそれなりのビッグワードでの検索1位や、「バズ」が起こって、1記事だけで日に数百以上のPV数を稼いでくれるページも生まれます。

私はそういう記事が4~5個あり、これが当サイトのPV数の主体です。

 

4)低いクオリティのまま増えすぎても逆効果

 記事はあればあるだけよいと言いましたが、無限に増やすことが善とは思いません。あくまでも、クオリティを保ったうえで増やしましょうということです。ですから「1記事1PVでも、1万記事あれば1万PVになる」という情報商材は「怪しい」のです。

 

1年間ブログをやって気づいたのは、クズ記事は、いつまでたっても0PVであるということ(笑)

だから、1万記事作っても、それがクズなら0PVのまま。クズ記事が量産されているドメインGoogleも評価しません。SEO対策としても悪手だというわけです。

 

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そういう理由+サラリーマンの副業レベルで、クオリティを意識したうえで現実的に増やせる記事数はどのくらいだろう?と考えるとアドセンスで関連コンテンツが表示される最低ラインである100~200記事(週3~4記事リリースで1年で達成)ではないでしょうか?

 

ベストな記事数はサイトの性質・目的によって異なる

ベストな記事数は、究極的には「サイトそれぞれ」です。考えてみれば当たり前です。

まず、1記事1000文字程度でよければ一日1記事だって書けるかもしれないし、私の釣りブログのように、ある程度現地への取材が必要だったり、1記事3000文字~6000文字ある場合は一日1記事は化物です。

 

ちなみに私は平均的に月4記事なので、かなりのローペース。でも、普通に正社員でサラリーマンをやっている身としてはこれが限界のように感じます。

 

疲れたサラリーマンのイラスト

ただ、今65記事で月3000円前後なので、これが倍の130記事になったらおそらくバズや検索1位を含め、月の収益も倍以上になるのではないかと予測しています。

 

150記事書いたらクオリティ上げにシフトする予定

個人的な話ですが私は、150記事を目標にブログを作っています。

そこまで記事が増え、「関連コンテンツ」が表示されるようになったら、今度は記事のクオリティを上げる作業にシフトする予定です。

 

150記事ほど経験を積めば、あとは新規記事の作成よりも、既存記事のブラッシュアップをする方がライティング技術も効果的にUPするのではと思ったからです。

 

そして、150記事で1万円を超える収益がなければ、とてもじゃないですがこれを本業にしていくのは到底無理でしょう。

150記事で10万、20万と収益が挙げられるようになったら、今度はテーマを別のものにして最終的に1000記事のリリースなどを考えたいですね。

 

 

中には下記でご紹介する松尾さんのような数十記事で100万PVを達成するような凄腕のライターもいるらしいです。

ですが、そのレベルになるには一つずつクオリティの高い記事を何百と書く必要があるということですね。