転職をしてWEB編集職になったら個人ブロガーとして、よいことがたくさんあった。
個人ブログを始めてからはや数年。人生に大きな変化がありました。
そう、転職です。
実は転職して6か月がたったのですが、このブログの存在を忘れてて放置してた 久しぶりにその変化について書いてみます。個人ブログで成功したい人の一つの大きなヒントになるかと思います。
書籍編集者からWeb編集者になりました
新卒から数年書籍の編集を行っていました。
しかし、昨年前半で転職活動を行い、2022年10月から晴れてWeb編集職へ。
Webと書籍では全く違う
同じ編集職とはいえ、書籍とWebは全く違いますので、ほぼ未経験採用のようなものでした。
幸い、そんな未経験の私でも、編集スキルを評価してくださった会社が拾ってくださいました。
そう、同じ編集でも書籍とWebでは大きく違います。
まず、Web編集は100%マーケットイン。
なぜなら作った記事は検索上位になるか、SNSでバズるかしてアクセスを稼がないとならないからです。
だから、ユーザーニーズの調査やユーザー理解、SEOの理解などから入ります。時に自分でライティングも行います。結構「自分がどうするか」大事なのと、執筆前のニーズ調査の占める割合が大きく、段取り9分といった感じです。
書籍編集は生産工程の管理が大事
一方書籍編集では、企画をして著者に依頼し、それが製本された紙の本になるまでの工程の管理をするのが主な仕事です。
原稿整理で文章を書くこともありますが、それはあくまでも著者の文章というベースがあってのことです。
書籍は書店に並べば割と売れます。
だから、ある程度ユーザーニーズへの理解はおろそかでも売れてしまうことがあります。
それよりも予定納期に間に合うかとか、印刷所やデザイナーとのやり取り(ディレクション)とか、そっちにリソースが持っていかれる感じ。
プロダクトアウトで、生産工程が大事だなという印象。
もちろん、出版社によっても随分違うとは思いますが。
Web編集者のよいところ
いろいろな不満ややりたいことがあって晴れて転職を果たした私。
やっぱりWeb編集、Webライティングが楽しくて、それを本職にしてしまいました。
今の会社は控えめに言って最高。人間関係も良く成果主義だが、成果を上げるためのフォローアップが万全。
「期待に応えなきゃ」というプレッシャーはありつつ、人間らしく前向きにやれています。
特に、個人ブログをやるにあたり、Web編集者になってよかったという点があります。
これ、個人ブログをやるうえではWeb編集者じゃなくても参考になると思います。
ということで、その「よかった点」を3つご紹介します。
高額の専門ツールが使える
入社してたまげたのは、前職ではケチって使わせてくれなかったキーワードプランナーだけでなく、1契約で月十数万円するDSinsightやAhrefs(エイチレフス)といった高額ツールの数々。
DSinsightは検索する際に使われる共起語が視覚的に得られるツール。
例えば「シーカヤック」と検索する人の行動を見ると性別で大きな違いがあることがわかりました。
男性は同時にカヤックメーカーやSUPのことを調べますが、女性の場合はカヤックができる旅行先のことを調べる人が多いのです。
なんとなく、男性はカヤックそのもののカッコよさに惹かれ、女性はカヤックという手段を使って別の目的を遂げたいという思いがある点…なんとなく理解できません?
おもしろいですよね。
ほかにもいろいろ機能がありますが割愛。
ahrefsはもっとすごくて、自分のものではない他サイトの被リンク数やどのような検索ワードで流入が起きているかを調べることができます。そんなことできるの…。
例えば、狙ったキーワードは競合がひしめいていて勝てそうにない…
そんなとき、検索1位の競合を見たら、意外と別のワードでの流入があった。
その結果を見たら自分でも勝てそう…といったキーワード探しに役立ちます。
これ以外にもドメインパワーを比較できるなど多機能です。
まさに、競合調査にはなくてはならないツールです。
予算をかけられない個人ブロガーとしてはあまり使用することのないツール…というか、一人じゃなかなかこんなツールがあることにもたどり着けないわけです。
これを知ることができただけでも、転職してよかった…と思った点です。
より専門的な知識が得られる
これは言わずもがなです。
例えばGoogleのコアアプデなどの情報が翌日詳細に入ってきます。
ASPとも連携している会社です。実はかなりの広告宣伝費を払っているので普段相手にもされないアフィリカス個人ブロガーでは仕入れられないASPの話なんかも聞けたりします。
フィードバックが得られる
一番でかいのがこれ。
フィードバックが得られること。
たとえば自分の書いた文章をみんなで寄ってたかってコメントを入れて、「なっていない」と指摘されます。
正直つらいです。
自分を全否定されますから(苦笑
もちろん褒められることもある。
でも、一人じゃ絶対に気づけなかった文章のクセがわかります。書籍からの知識として知っていたのに、気づかなかったことに気づけます。
たとえば私の場合、一文が長くなる、結論を先になど。
このブログでも若干意識しています。
まあ、実は深夜に急に思い立って書いているので多分相当変な分にはなっていることは自覚していますが…。
個人でできるスキルアップは、本を読む、セミナーを受けるといった受動的なもの。
あとは自分で文章を書き、検索順位と照らし合わせて自分で反省会をするしかありません。
しかし、それには限界があります。
知らないうちに自分を守ってしまって、致命的な欠陥に無意識に目をつむっていることだってありますから。
正直言って、私はその「致命的な欠陥」を指摘され、半分自暴自棄になりました(笑
でもそれが良い刺激となり、同じ過ちは繰り返していません。
こうした一人でやるには限度がある「他者からのフィードバック」がWeb編集では実現できる。仲間って大事。
なところが個人ブロガーとしてもっともよかったと思った点でした。
将来的に一人きりでやるとしても、この時受けたフィードバックは一生忘れないと思うんですよね。本当に良かった。
個人ブロガーは転職までしなくてもやれることはある
個人ブログを成功させるために転職せよとは言いません。もちろん、それはかなり有用な手ですが…。
そもそも転職できない、うまくWeb編集職になれない人だっているわけです。
しかし、そうでなくても一つ分かったことがあります。
それは繰り返しますがフィードバックの大切さです。
個人ブログを成功させたいなら、誰かに自分の文章を読んでもらって感想なり改善点なりを言ってもらうことってすごく大事です。
恥ずかしくていやだなと思いますが、友人や親などに見てもらうことって大事だと思います。
できればWeb編集の知識、SEOやライティングの基礎があるとよいですが、単に「読みづらい」「意味が分からなかった」「長すぎて読んでいてダルい」といった感想でも十分だと思います。
自分ではよい記事だと思っても他人が見ると全然違うというのはもはや人間の必定なんですよね。
まあ、私の場合、仕事上の記事はやりますけど、個人ブログのほうはたぶんやらないと思うんですけどね。恥ずかしい…笑
Twitterでとある投稿がバズった際のPV数の伸び方がすごい
とあるツイートがバズりました。
人生初ですね。
1.2万RT!まさに「バズ」といえます。
そこで、7000RTくらいの時に、関連の記事をリプ欄につけました。
すると、
サイト全体の1日PV数の最大が1100PVだったので、それを1記事だけで一気に抜き去りました。しかもこれ、まだ午前9時ですよ(リプに記事つけたのが前日の23時)
※追記 15:00
※さらに追記 19時現在
3万イイネ
ちなみにフォロワーは100増えた
ばかみたいww
バズってすごい。
※追記ここまで
ちなみにそれに応じて広告収入も爆上がり。
同時刻で400円。
普段100円~200円/日 で、最大でも350円だったので、論外な上がり方です。
やった~ウレピー で終わらせないために、わかることをまとめたいと思います。
1 SNSの広告効果はすごいが一時的
ネチネチSEOで徐々にPV数を上げてきたけど、そんなものを一瞬で吹き飛ばすほどの威力でした。
ただ、長続きはしないでしょう。願わくばこのバズりがSEO的に+に評価されて、他の記事のランクアップに貢献することを期待するばかり。
2 SNS運用をどこかで本格化すべきか…
運用が中途半端になりそうで控えてきたSNS運用。サイト発信者としてやるべきか非常に迷うところです。
たまにだとしても、コスト掛けずに発信できるなら、やらない手はないですから。
ただ今回のようなバズりを定期的に出すのは難しい気がする。
SEOは地道な積み重ねの結果だけど、ツイートはもう少しギャンブル性が高い気がするから。
3 「目指すべきPV」だなと実感
これが目指すべきKGIだ!という感じです。
このくらいのアクセス数が毎日続けば、独立できます。
ん~でも、だからこそ、遠いな~とも実感しています。
4 匿名でやろうとちょっと思い始めた
今回は、とある違法行為を「晒す」投稿でした。
これに集まったリプは特定しようとしたり、やった人に罵詈雑言を浴びせたりと、投稿しておいてこんなこと言うのは卑怯ですが、SNSの「狂気」を感じました。
今、自分の名前をある程度晒してSNS運用をしていて、サイトもそういう名残があります。自分のキャラクターを出しながら言った方がよいのでは?と当初思っていたからです。
しかし今回、この狂気が自分に向いたときのリスクを今回すごく大きく感じました。
多くのアフィリエイターやブロガーが本名を隠してやるのはそこにあるのだなと実感。
バズりやすい記事というのは、ある程度リスクもはらんだ記事だと思うのです。しかし、こういう心配事がある以上、本名を晒していると、SNSなどで発信する際のためらいになり、それがPV数へも影響するなと感じました。
実際、ネット記事配信会社から取材の申し込みもありましたが思わず「名前を伏せるならOK」という条件にしてしまいました。
この道でやっていくのであれば、これは大きな教訓として記録しておかなければいけないなと思いました。
SNSやるとしたら・・・
まず、SNSやるとしたら、SNS、サイト双方を匿名化させます。
そのうえで、サイト専用のSNSアカウントを作り運用したいと思います。
ただ、まだ記事のブラッシュアップ時期なので・・・と書いて気付いたけど、まだやる気ないな私…。
もう少し、経ったら考えます。
とりあえず人並みに驚いたのでその記録です。
追記 教訓追加
5 いつバズってもいいようにコンテンツを洗練させておく
こういうときにおすすめしても大丈夫かな?という疑念のあるものではなく、自信をもってお勧めできるコンテンツを用意しておかなければならない。
そう強く思ったのが今回の出来事。
じゃないとPVにつながらないし、気に入ってもらえればそのままリピーターになるからね。
ちなみに当然だけど直帰率は9割ほど。そういうこと。
「ブログ初心者は100記事書け」は本当か?
先日、私のブログが100記事を超えました。
詳しくはこちら
fukushihamegane.hatenablog.com
ブログを始めると「まず100記事書け」と言われます。
一方で、「いやいや違う」と収益化されている方のツイートもTwitterで見かけます。
この点、私は「100記事書け」に賛成です。ただ、「まずはただただ」100記事書け、ではなく、色々試行錯誤しながら100記事書けのほうが適切です。
100記事書いた経験は今しかないので、この経験を記録するためにもその理由を考えてみたいと思います。
「まず100記事書け」と言われる理由
「1記事=1PVで、1日100PV」のウソ
これ、本当によく言われています『1記事1PVでも100記事で100PV』になるから、という理由。
なるほど1記事100PVより100記事1PVの方がハードルが低そう。
んなわけあるか。
こういう適当なこと言うエセコンサルがいますけど、本当にクズです。クズ オブ クズ。
100記事書いても100PV行かないことは全然あります。むしろ、何も考えずに書くならやるだけ無駄です。ゴミでも拾って地球環境に貢献しておいた方がいいくらいです。
SEOやマーケティング知識なければいつまでたっても0アクセス
非常に説得力のある実例をご紹介しましょう。それは、私の本業の会社です。
弊社のオウンドメディアは10年間の運用で合計25000ページほどの記事があるのですが、年間アクセス数は約500万PVです。
仮に25000ページすべてが1日1PV以上あるのなら、年間912万5千PVがなければおかしいことになります。
しかし、
実際は500万PVにもみたない・・・。
つまりはゼロPVの記事も大量に存在しているということ。
(それでも月数十万PVの化物コンテンツもあるが、これは異様に新規ユーザーが少なくCTRが低いという課題があり、化けたのも全くの偶然)
弊社は、最盛期には1000万PVを記録するオウンドメディアを持ちながら「SEO」という言葉すら知っている人がゼロ名。だから、ブログの内容も見出しゼロ、画像ゼロ、延々とクソ長い意味不明な文章が続く(3000文字ほど)死のブログになっています。
こういう強力で説得力ある実例がまさか自分の会社だなんて…全くフザケタ話だよ。こんなに危機感のない社会人の集団があっていいわけ?とにもかくにも、書いているときに常にSEOやマーケティングのことを考えなければ、ただただタイピングする指の筋肉が増強されるだけに終わるでしょう。
では、100記事書くことは無駄なのかと言うと、そんなことないというのは冒頭で言った通りです。
100記事書くとよいと思った理由
アドセンスの「関連コンテンツ」解放に必要だから
最も即物的な理由はこれです。関連コンテンツとはアドセンス内に用意されている特別な広告表示をする広告のこと。
詳しくは公式をご覧ください。
これがあるのとないのとではCTRが全く違うのだとか。
加えて自サイトの回遊率も高まるらしく、まさに喉から手が出るほど欲しいコード。
ただこれの生成には100記事~120記事以上の記事数が必要とのこと(解放条件はGoogleから発表されておらず、解放された人の経験則から割り出されている)。
したがって、関連コンテンツを表示させ、CTRを上げたければ、最低限100記事以上は必要になってくるわけです。
自テーマでのSEOに強いテーマがわかるから
100個も記事があれば、大体どれかは検索で1~3位とれます。
私のブログでは釣り場紹介でした(詳細は以下)。
fukushihamegane.hatenablog.com
これで効果的なSEO対策のイロハを実感できます。
効果はそれだけではなく、むしろ精神面での安心感が重要だと思っています。「プチバズ」「アタリ」があれば、今後の励みになるからです。「自分のサイトはカスみたいな記事が多いけど、自分もプチバズする記事書けるんだ」という安心感、そして自信。
「続けられた」経験値と精神力、今後の自信につながるから
知識は本を読んだり人から聞いたりすれば身に付きます。ですが経験は、字面通り、経験しないと経験できません。
禅問答ではないです
実際に100記事書くというのはすごいことで、普通はできないことです。実際、サラリーマンである私は月4回しか更新ができず、いったい何年かかるんだ…と絶望しました(慣れてくると10とかできて、もっと早く100に達しましたけど)。
そこから得られた精神力はものすごいですし、経験値も着実に上がっています。そしてそれが今後に自信につながります。
100記事というのは…例えばブログ収益化を考えているサロンなどに顔を出したときに、自慢ができる、もしくはそれなりに先輩である人と話ができる程度の経験ではないかと思っています。
「ダメ」を実感できるから
私は100記事書いてみて、サイト設計のずさんさが自分の首を絞めていることを実感しました。
fukushihamegane.hatenablog.com
自分のブログの何がダメなのかは、人によって異なるのではと思いますが、重要なのは自分の「ダメ」な部分があぶりだせたこと、そして何よりもそれを「実感」できたこと。
最初のころはライティング、テーマ設定、SEO、デザイン、HTML、CSS、レンタルサーバー、広告・・・考慮すべきことが多すぎて気を配れないものですが、100記事書いてくるとできることとできていないことが分かれてきます。
それを知識として「理解」するだけでなく、「実感」として「感じる」ことができたのは確実に今後の財産になります。
色々試行錯誤しながら100記事書け
ここまで見てきて、重要なのはただ100記事を書くことではなく、ちゃんと自分の頭で考えて試行錯誤しながら書くということ。
運動部の方はす~っと頭に入るかも。ゲームでどういう動きになるのか想像しながら練習しないと、いくら練習してもうまくならないのは実感していると思います。
ブログも同じで、SEOだったり、キャッチコピーだったり、コードだったり、そうやって一つひとつ意味を持たせてやっていかなければならない。でも、100記事という分量をそうやって色々試行錯誤しながら書けば、書き終わるころには新たな自分に変身しているはずです。
加えて、自然と100記事書いても「できない部分」もあぶりだされます。そしたら次のテーマブログ、次の記事でその部分を修正してやれば、最初の100記事よりもより効果的なブログが出来上がっていくはずです。
100記事で終わりたくない
後半は、ほぼ自分への励まし、戒めのつもりで書きました。こうして書くとだんだん勇気が湧いてきます。100記事書いた後に次のテーマでまた100記事を書こうとしたときに、ちょっと絶望感がありました。
でも、後半書いたように、前の経験を生かして、階段を上っていくように一つ一つ改善していけば、次はもうちょっと収益率を上げることができるのではと思えました。
テーマを変えたり、視点を変えたりして頑張りたいですね。
100記事を書くというのは、繰り返しますが並大抵のことではない。いろいろなコードを覚えたり専門的なことの行為の一つのように思います。
だから、「私は○○のテーマで100記事書きました」というのは、(収益化の結果はどうあれ)ブロガーの仲間入り的な意味合いが大きいです。こうして俯瞰して見れたのも、その作用が大きいのかも。
次回に向けての精神的安定につながっているような気がします。
ついに100記事を超えたのでその感想と今後に向けての意気込みを
先日、ついに投稿記事数が100を超えました。
ブログを収益化させることを考える人は、まず100記事を書いた方がよい、と言われています。
これについては賛否両論です。今度別記事で。
とにかく、100記事で以下のような学びがありました。
- SEO的にウケる記事の傾向がわかった
- お小遣い程度の収益化は可能
- サイト設計の必要性を痛感
どういうことか見ていきましょう。今実際に100記事目指して頑張っている人にも参考になるかと思います。
100記事書いて気づいた3つの「学び」
1)SEO的にウケる記事の傾向がわかった
完全に釣り場の記事がよい。
しかも、釣り場記事は「写真、概要、設備紹介、釣りのポイント」等、一定のまとめ方があるので、テンプレ作っちゃえば量産可能で効率がよい。
100個作る中でベスト5はすべて釣り場。しかも次点と結構な差がある。ただ、釣り場の公開はベテランからは嫌がられるので炎上する可能性があり注意が必要です。
もう2つ、デメリットを上げると、アドセンスへのCTRの有効性は疑問が残るのと、取材が必要なので言ったことの無い釣り場や釣り場の最新ニュースを仕入れるためのコストが若干かかる。
釣りに行くことを趣味にしていなければ赤字です。
なお、釣り場だけではなくて、釣れる仕掛けやルアーなど「よく検索されるテーマ」も何となくわかってきました。これは今後どう生かしていくか課題です。
2)お小遣い程度の収益化は可能
今はアソシとアドセンス合わせて月9000円~1万円ほど。
こうなると、年末の税金が怖いっす。
100記事もあれば、簡単な書籍を1~2冊読めば身に付く程度の簡単なSEOの知識を持っていればお小遣い程度の収益化は簡単だなと思います。
それが1000円なのか5000円なのかはわかりませんが…。
例えば(いつも言っていますが)私が参考にしたのはこの3冊です。
この中で強いて1冊だけ…を上げるとしたら真ん中の「沈黙のWebマーケティング」。SEOの基礎、ライティングの基礎が本当によくわかる。そしてそれが非常に読みやすくてバカバカしい(誉め言葉)物語テイストで理解できる。
バカバカしい(2回目)ですが最近のペラッペラの漫画ビジネス書と違い、実用的でかなり濃密な基礎知識が手に入ります。
いずれにしても、これらのおかげで、SEOというより、マーケティング全般の知識が身に付きました。
これは本業(正社員として働いている今の職業)にも役立つ内容でしたので、ラッキーでしたね。
ただこれで満足してはだめなんです。
本を読んで月20万、50万とかせげるようになるなんて、経済学的にあり得ません。
それ以上に「これだけで食っていく」ためにはもう少し自分オリジナルの何かが必要なのです。
3)サイト設計の必要性を痛感
上記2点はプラスの結果でしたが3つ目は反省点。というか、これが上記「2)」の最後の一文の答え。
「サイト設計」とは、サイトマップを作ることとほぼ同義だと思います。
ただ、サイトコンセプトに沿ったサイトマップにすることを含めたものがサイト設計だと勝手に解釈。
レンタルサーバーの選定の時からお世話になっているこのサイトの説明がめちゃくちゃわかりやすい。
正直ブログを始めるころはこんなこと知らなかったし、知っていても、他に意識すべきこと(記事の書き方、SEO、Wordpressやレンタルサーバーの知識等)が大量にあったのでここまで気にかけられませんでした。
ただ100記事もあると、書いている途中でネタ被りしていることに気づいたり、ゼロアクセスのゴミ記事が点々とあったりします。これは完全にサイトマップが入って無くて、場当たり的に思いついた記事を書いていたからだと思います。
さらに、書いているうちに、これは何のために書くのだろう?このブログの位置づけ的にこのテーマは正解なのだろうか?と収拾がつかなくなってくることもしばしば。
それで消した記事もいくつもあります。
こうしたことを防ぐために、今からでも改めてサイト設計をし直す必要があります。
ですが、ゼロから作り出すときと違って、すでにある記事をどう位置づけるのかを考え、場合によってはその記事を作り直すことも選択肢になる。選択肢と修正量が多い分、相当大変だと思います。
ですので、これはやりつつも、今考えている次のテーマでの記事で考えようと、月額500円のマインドマップアプリに登録して、巨大なマインドマップを作成しながら次テーマブログを立ち上げようと画策中です。
他にもいろいろ「気づき」があった
100記事書くに当たり、上記3に関連しますが、「ネタ出し」の大切さは実感しています。常に記事を書くことを意識した生活をしなければなりません。
あとは、アドセンスの「関連コンテンツ」開放には100では若干足りないみたいです。
と・・・いろいろと他にも学ぶことはたくさんありました。
そもそも継続して100も記事を書くというのは、並大抵のことではありません。そういう意味で一つのよい経験になりました。あとはこれをどう「飯が食える」部分につなげるかということ。
次は本気で収益化できるためのブログを
これまでは「今はゼロアクセスでも、どれかはプチバズするだろうし、とにかく100書くことを最大の目標にしよう」と頑張ってきました。
でも結果として月1万程度しか稼げていません。
今後もう一度別の「100記事ブログ」を制作するにあたり、今度は5万、10万、というのを目標にし、1度目よりももっとシステマチックに、SEOやサイト設計を含めた運営を意識しなければなりません。
月12万の売り上げにもなれば、さすがに確定申告の必要性も出てくるのですが、うちの会社は副業禁止規定があるので、モメるのだけは避けたいところ…。
なので、実は今年中に転職したいと思っているのでもう少し短期間でブログで結果を出したいと思っています。
正直大変ですが・・・本業よりは楽しいです(爆笑)
アドセンス・Amazonアソシから初入金!!
ついに!
本格的な振り込みは初めてです!
アソシも5000円振り込まれました。
こんなに頑張ってきたけど、まだこれが初入金か~という思いもありつつ、うれしいですね。
ところで、5月はアドセンスだけで4500円。今月も9日時点で1600円を超えているので、7月にも振り込まれるかも。2か月!
アソシエイトは金額確定までに時間がかかるので、もう少しかかりそうですが、先月4500円だったので、近いうちに振り込まれるのは確実です。これを10倍、30倍…としていけば、独立もできるのですが…
道のりは長い
4月は「月5000円稼ぐ」が実現した
4月が終わり、人生で初めて月5000円近い売り上げになりました。
これ、すごいことだなと個人的には思っていて、あるアフィリエイトの本で「月5000円を稼ぐサラリーマンの●●さん」みたいな形で、月5000円稼ぐ人が成功事例として取り上げられていたんですよ。
月に1円も稼げてなかったころは月5000円なんてすげ~!って思っていたけど、まさか自分が1年たってその境地に達せられるなんて、大変光栄です。
4月の売上
売上の詳細
4月の売り上げ、合計額はAmazonアソシエイトとGoogleアドセンスを足して、4935円
Amazonアソシエイトで2562円(3月は1410円、2月1800円、1月1340円なので過去最高の爆上がり)
Googleアドセンスは2373円(3月2251で、2月も20いくらなので、ほぼ横ばい)
と、アソシエイトの売り上げUPがかなり貢献しました。
統計的ハズレ値の可能性
とはいえ、Amazonのは定常状態ではなく、統計的なハズレ値かなと油断はしていません。
内訳をみる限り、CV率、クリック数共に例月並み。
たまたま増えた…くらいに思いましょう。
売上額が増えた要因
アソシエイトが思いのほか伸び悩まなかった
まず、アドセンスはいつも通りでした。暖かくなり、釣りに行く人が増え、PV数が増えた影響が大きいです。
一方で、PVの増え方が、ルアーを紹介するページではなく、主に釣り場を紹介するページで増えたため、アソシエイトの伸びがないよ~と嘆いていたのは先日のブログの報告の通りです。
fukushihamegane.hatenablog.com
結局アソシエイトでも稼げちゃったよw
原因は、ロッドを紹介するページなども微妙にですがアクセスがあったこと。
今までゼロが多かったのに、日に3~5以上のアクセスはありました。
実際に、ロッドは1本1万円のモノの売り上げがあって、それは大きかったですね。
やはり、単純にPV数が増えることで売り上げもついてくるということでしょう。
「商品紹介」にも光明
前掲のブログの通り、アソシエイトで商品を紹介して稼ぐというやり方ではなく、アドセンスで稼ぐやり方の方が向いているのでは、と悩んでいた私でしたが、これから釣りのハイシーズンにかけてPV数を増やすことができれば、商品紹介でも光明が見えるなという感想です。
ただ、そのためには買わせるための文章をもっと勉強しないとなと思いました。
一旦愛読の入門書に戻ってみるか(もちろん、実践あるのみだけど)。
やっぱりね、書いてもPV0とか1とかだと萎えますよね。
せっかく書いたんだからせめて月300くらいはアクセスが欲しいところ。
月の分析って大事
なんか、同じように頑張る人のためにこのブログを書いていますが、こうすることで、自分への振り返りにもなりました。
振り返りってとても大事。
「売上報告」は、敏腕アフィリエイターがよくやっていますが、私も将来敏腕になるためにも、こういう簡単な分析くらいは続けようかなと思います。
メリットとベネフィットの違いを分かりやすく整理する表を作った
以前ご紹介したメリットとベネフィットとの違い。
つまりこういうことでした。
fukushihamegane.hatenablog.com
これ、こんな風に整理している本ってあんまりないような気がするんですよね~
(論文風に言えば、先行研究が甘すぎますけどw)
それで、こんなに混乱しやすいなら、何か整理しやすくできないかな~と思って作ったのがこの表
わ、わかりやすくない??
例えばここに、わかりやすく完全自動運転車(例えばレベル5)のメリットとベネフィットを考えるとこうなります。
ねえねえ!わかりやすいよね?!笑
車のカタログに書くべきはメリットの部分だけど、チラシやネット広告で最初に書くべきはベネフィットの方!
と、上手に整理できます。
いやたったの3マスなので、「発明」とまではいきませんけどね。
でもこれで、顧客に訴求したいのに延々と製品のメリットを説明しまくる無味乾燥なチラシを作る恐れは格段に減ります。
さらに書いていて思ったのですが、訴求する顧客層ごとに分けたおかげで、顧客層とかペルソナの混乱も防げます。
例えば塾の広告、訴求する顧客層は「子供」と「親」です。
これは似ているようで似ていなくて、共通するベネフィットとして学力の向上はありつつも、子供の方は先生の面白さとか塾全体の雰囲気を重視するし、親なら価格や教師の教える質などを重視するでしょう。
こういった違いも、表に別々にすれば混乱することがなくてすみます。
今まで、こういったことを本から吸収するのみで、自分で再構築をしたことがなかったので鼻高々です。
しかし、問題はこれをもって自分の作るコンテンツをしっかりと魅せられるかどうかです。
これがまったくもって難しい。
挑戦は続きます。