アドセンスで稼ぐか、アソシエイトで稼ぐか
ブログ収入の方法は二つあると思っています。
1つはアドセンス。
広告を貼り付けて、ブログを見に来てくれた人の何人かがアドセンス広告をクリックして、広告料を得る方法。
2つめはアソシエイト(Amazonアソシエイト)。
商品を紹介して買ってもらうことで、その何割かをもらう方法。
一般的な「アフィリエイト」というと、後者を思い浮かべる人が多いかと思います。しかし、アドセンスのやり方の方が主流になってきていますよね。
どちらも同じようなものですが、収入を増やす方法は似て非なるものなんですよね。
アドセンスの場合とにかくPVを稼ぐことが大事。逆に後者は、PVは大事ですが、PVが少なくとも単価の高い商材等を効果的な方法で紹介することで、効率よく稼ぐことができる。
釣りブログを運営する私もその二つで迷っています。
まず、12月~3月くらいまでは、冬の釣り方を紹介するとともに、そのルアーを紹介するページが検索1位になり、毎日100を超えるアクセスを記録していました。
そのため、アドセンスの収入と共に、Amazonアソシエイトの収入もかなり高まっていたのです。
今考えると、理想的な形でしたね。
ところが、その冬のシーズンが終わり、そのページへのアクセスは激減。
ページ云々というよりは、冬が終了し、検索ボリュームが減ったのが要因です。
逆に暖かくなり、「釣り」そのものに関する全体的な検索ボリュームは上がってきました。そのため、全体のアクセス数としては変わらず、もしくは高まったくらいです。
出もアクセスの内訳をみると、冬の時とは様相が違います。
暖かくなった今、釣り場を紹介するページのアクセスが多いのです。
検索トップも、これまで0アクセスだったようなページが評価されて、30~50アクセスのページが3~4個増え、全体を押し上げるような傾向に変わりました。
そうすると、紹介ルアーなどが刺さりにくいページが多いため、アソシエイトよりはアドセンス主体になってきます。
実際、4月23日現在 アドセンス収入はそんなに変化しておりませんが、アソシエイトは例えば全盛期の2月と比べると半分です。
アドセンスか、アソシか、定石としてはどちらかに絞るべきなのでしょう。
個人的には、アドセンスを意識したページ作りの方が得意なので、そっちに絞るべきなのか…。
しかし釣りというテーマは検索ボリュームが限られている気がする今日この頃。
そうすると、今のように、どっちつかずのグダグダな感じが続く気がします。
いずれにしてもハイシーズンでどのくらい検索数が伸びるのか、観察すると同時に、
一度、基本に立ち戻って教科書でも読んだ方が良いかもしれませんね。
〔売上報告〕3月も好調でしたよ!
こんにちは。
しがない金額ですが、売上報告です。
3月1日~31日
・アドセンス 2251円
・Amazonアソシ 1410円
意外と知られていませんが、キャプチャを撮るのは規則違反らしいので…。
ここ数か月、合わせて3000円は余裕で超えるようになりました。
フルタイム残業もほどほどありの正社員の身としては、この額は頑張ったと言えるのではと。
でも、もう少し質のいい記事を多く書いていれば今は1万超えていたかもしれないとすると、頑張って無いともいえる。
この結果からわかるもう一つのことは、アドセンスは稼ぎやすいなということ。
アソシエイトだと、検索順位と商品のセールス両方を考えなきゃいけないから大変なんですよ。
fukushihamegane.hatenablog.com
純粋にアクセスアップだけ狙えばよいアドセンスはサイトも作りやすいです。
最近トラフィックが横ばいなので、もう一段上になれるよう模索中です。
そのための方策としてやっていることは3点
①記事数を早く150記事にすること。
②記事をもっとクエリを意識したものに変えていくこと
③カテゴリ記事を見やすくリニューアル
⇒これが一番大変!
4月はなんだか微妙そうな雰囲気があって怖いのですが、引き続き頑張ります。
アマゾンさんから初入金!
アフィリエイトブログ初めて1年と1か月。初めてAmazonアソシエイトから入金がありました~
Amazonアソシエイトでは規定で、残高5000円以上じゃないと振り込みがされません。
最初のころは、「月100円から200円しか上がらないから、いつ振り込まれることやら…」と思っていましたが、
アフィリエイトは報酬発生額は比例して増えるのではなく、ある地点でサイトへのトラフィックが急に増えてポーンと報酬額が上がる…という感じになることがわかりました。
だから、ずっと100円~500円くらいで一定だったのが12月ごろに急に1000円を超え、以後1000円~2000円で推移していたので
それからはすぐに5000円超えました
アドセンスも残高5000円を超えています。あちらは8000円以上で振り込みですが、すでに今月2000円を突破しているため、アドセンスの振り込みも近いでしょう。
凄腕アフィリエイターの月100万円の報告とかではなく、まだサーバー代をペイしたくらいですが、今後も頑張ります!
【恥】Google Search Consoleの使い方が使用開始後5か月を経て初めてわかった件
人間は日々成長していくので、知らなかったことを恥じることはないのです。
とはいえ、
Webサイト運営に欠かさないGoogleの3種の神器。アナリティクス、キーワードプランナー、サーチコンソール。
あまり使いこなせていませんでしたが、ついにサーチコンソールの使い方がわかりかけてきました。笑
いまさら?!
今回はその一連の出来事とサーチコンソールの使い方(初歩)についてご報告です。
初期には役立たない三種の神器
ご存じGoogleのSEO対策三種の神器と言えば、アナリティクス、プランナー、サチコンですね。
キーワードプランナーでは検索ボリュームを知れるし、アナリティクスは訪問してきたユーザーの動向を知ることができます。
そして、サーチコンソールはユーザーがどういうワードで検索しているのかなど、訪問前のユーザーの動向を知ることができます。
いくら自社のAIの質向上や検索エンジンを使ってもらいたいからとはいえ、これらをすべて無料で公開するなんて、Googleは本当にすごい。
でも、これ最初のころは役立たないんですよ。
大体ゼロだし。1とか2とか、自分のアクセスだし(爆笑)
だから、しばらく見ない日が続く…これ、ブログ始めた人あるあるじゃありませんか??笑
サチコンも最初使えないのよ…
サチコンの初期のころはこんな感じです。
いやこんなんわかる?!笑
分析も何もあったもんじゃない。
(ちなみにこれは現時点でのクリック数少ないサチコンのキャプチャ。もっとまえは表示回数すら1とか2だったから、本当に分析ができない)
サーチコンソールもアナリティクスもある程度アクセスが集まらないと使えません。アクセス集めるために使うのにね。笑
サーチコンソールの有用性に気づいた経緯
新規記事ではどうしていたか
では、これらを使用しないでどうやって記事を書いていたかというと、普通に書くテーマで検索して、上位の記事を真似していました。
上位記事の真似は常とう手段ですが、初期にこうして稼ぐってのを明確に言ってくれてる人はいないのではないかと思います。
その方が文章構造を立てて書く癖がつくし、記事の質もよくなります。
釣り場の記事なんかはニーズが大体決まっているので、上手に書きさえすれば予想通り上位に行くのです。
記事をリフォームすることが増えた
現在68記事ですが、そうなってくるとネタも切れかけてきて、既存記事に気持ちが行くんですよ。
このころにはヒットしている記事も増えて、アクセスも集まってきています。
でも、中には見てみると、「要は何を伝えたいのかが不明確」「ペルソナがブレまくり」「言いたいことが意味不明」・・・まさに「ザ アフィリカス」なページがわんさか。
そこで、リフォームが必要になるのですが、そんな時に「このページはどんな検索ワードが良いのかなぁ」と思うわけです。
イチからキーワード設定してたら全く同じことになるし、自分で検索して発見するページもあるので、それはよくわかるんですが…
サーチコンソール使ってみよう?
そこで急に思い立ったのがサーチコンソール。
もともと、自分のページがどういう検索ワードで検索されているのかなどを調べるツールなのですから(笑)
調べてみると、色々な記事が月間300~500アクセスを超えるようになっていました。
なので、サーチコンソールも機能するようになっていたのです。
そこで初めて使い方を気にするようになりました。
ページごとにクエリが見えないと意味がないって思ってたんですが
みえるんですよね~笑
↓ここから
いやわかるか!笑
でもこれで、作った投稿1ページずつに、どのような検索ワードで来ているかが見られるようになりました。
すごい!よくわかる!
サーチコンソールでページごとの検索クエリを出すと、「うわ~!こんなワードで検索されていたんだ!」と膝を何回も打つことがありました。
例えばずっとカスだと思っていた、「魚の持ち帰り方を書いたページ」があったんですが、こんな感じだったんです。
まじで?!
と思い、クエリを見てみると、
ふうん。なるほど。
いままで、「持ち帰るための」というタイトルでしたが、急いで「持ち帰り方」に直しました。笑
そして、ページの内容は持ち帰るための道具を紹介するサイトだったんですが、血抜きや脳天締めの詳しいやり方を写真付きで解説するページにし、かつ、ゴミみたいな文章を改めさせていただきました。笑
本当は道具を紹介したいのに、でも閉め方わからない人がいるしどうしよう…と、ペルソナぶっれぶれで書いた記事だったので、こんなことになってしまっていたのです。
でも、成長した今なら、多少縦に長くなろうが、最初にHOWTO書いて、あとで道具を紹介すればよいとわかる。
そしてどんな言葉を選択すればよいかはサーチコンソールが教えてくれる…
サーチコンソール。初期のアクセス数件しかない時代だと、使っても意味がないので使い方も覚えなかったんです。ページごとにこんなに詳細に使えるなんて…
はずかしい!!
けど、
うれしい!!
もっと早く気づくべきだった
サーチコンソールを使った自分なりのページリニューアルの方法
はい、ということでここからは、私がどうやってコンソールを活用しているか、簡単に書きます。
とはいえ、初歩のはなしで、まだ使いこなせていないのであしからずです。「もっとこういう使い方あるんだよ」って方は教えてください。ロイヤルティは払えませんすみません。笑
1) サーチコンソールで調べる
まずは「検索パフォーマンス」をクリック。
そして、以下の場面の「ページ」をクリック
すると、クリック順で下記のようにページが表示されます。見たいページをクリックします。
すると、先ほどのような、クエリが表示されます。
2)クエリから、検索意図を調べる
あとはこのクエリの背景に隠された検索者の検索意図・ニーズを把握して、それに基づいて記事にします。
例えばこのクエリ「血抜きしない」とありますが、
魚の締め方以外に「血抜きしないで帰るとどうなっちゃうの?」という不安を持っていることがわかります。
3)クエリの検索意図に寄せた記事を書く
そういう意図がわかったら、そのニーズを満たすような記事、
つまり、血抜きしない弊害や、逆に血抜きしないでも大丈夫な場合などを書いてあげると、ヒットする可能性は上がるのではないでしょうか?
まだ結果出てないからわからんよ…。
ある程度クエリにかすった内容のページになっているので、寄せにいくのはそんなに難しい作業ではないはず。
他にもいろいろ活かし方はありますが、とりあえずこんなかたちで活かし始めています。
最近のアクセス傾向
以前は、ビッグ検索ワードでの検索1位になっている大ヒット記事が2~3あって、それが全体をけん引している感じでしたが、
fukushihamegane.hatenablog.com
最近はドメイン全体の評価が上がってきているのか、ビッグではないけど、それなりに検索1位になるページがいくつかあって、それらが平均を押し上げ、前と同じくらいのアクセス数を確保しているという感じです。
ビッグヒットがない寂しさはあれど、
安定的に1位が取れてるというのは安心材料ではあります。
また、ビックヒットはなくても、記事数が増えればそれだけ全体のアクセス数は増えることを意味するため、
150記事なったらいったいどうなっちゃうんだ~!わくわく という感じもあります。
と思いながらも本業の忙しさも相まってなかなか進んでいない現状です。
こんなブログ書いてないで本業と釣りブログの方やれよ~って感じです。笑
ちなみに私の愛読書「沈黙」にはサーチコンソールの使い方書いてあります。笑
できる100の新法則 Google Search Console これからのSEOを変える 基本と実践 できる100の新法則シリーズ
- 作者:村山 佑介,井上 達也,できるシリーズ編集部
- 発売日: 2015/09/18
- メディア: Kindle版
『ブログは何記事書いた方が良いか論』Vol1
ブログをやるとなると「何記事書けばよいか」が毎回注目を浴びます。
なぜなのか、明確にはわかりませんが、ゴールが見えないと初心者は不安になりますので、「一応どこまで書けばOKなのか」、ゴールを意識したいのでしょう。
そこでこのブームに乗り(?)、副業としてブログを書き、月2000~3000円の収益を上げている「現実的なブロガー」(悪く言えば雑魚ブロガー)の私なりの「何記事書くべきか論」を考えようと思います。
ただし、私も現在成長中。この主張は後日修正される可能性があります。例えば月10万円稼げるようになっていたら考えが変わっているかもです(願望)でも、その際はこの記事を直すのではなく、VOL2、VOL3として、記事を追加して過去のものは「この時点ではこう考えていた」と参考になるようにしたいと思います。
結論としては100~200記事を目指すべき
まず、個人的には100記事から200記事は書くべきだと思います。これは、ブロガーの中でも最も多い意見だと思います。
なぜ100記事~200記事なのか、ポイントは4点です。
1)アドセンスの「関連コンテンツ」が表示されるから
GoogleアドセンスはもっともページCTRの高い「関連コンテンツ」の表示条件に「たくさんの記事がある」ことを上げています。具体的に何記事なのか、公式からの発表はないですが、いろいろな方々の報告を見ると、大体100から150くらいという印象。
収益を上げるのであればページCTRの高い「関連コンテンツ」表示は非常に大事なので、その表示が解放されるためにも150記事以上は必要ではないかと考えています。
2)ライティング力が向上するから
あなたに素晴らしいWebライティング力があり、十数記事で100万PVを狙えるなら、わざわざ100記事を書かないでも数十記事書いて、そのクオリティをあげておけばよいと思います。
でもそんな才能を持った方はほとんどいないでしょうし、持っているならライターとして活躍するほうがお得な気がします(笑)
多くは文章を書いた経験の少ない方々でしょう。ちなみに私は学生から自分の考えをmixiの日記や楽天ブログなんかに書くのが好きだったので比較的文章はうまいね、と言われますし、スピードもあります。
でも、ただ単に「自分の考えを構造化してわかりやすく伝える」文章と、「アフィリエイトもしくはSEOに効果的な文章」は全く違いました。
人間は知識だけでは成長できず、その知識を自分のものにして表現できる技術・技能も習得しなければなりません。そのためには数十記事では効果が出ません。少なくとも100記事以上は必要なのではないでしょうか。
3)PV数獲得に効果的
「1記事1PVでも、1万記事あれば1万PVになる」という怪しい情報商材があります。そこまで極端ではないですが、でも、この理屈はある程度正しいと思います。
2)で言ったような、ライティング経験のない人が数十記事の内容のクオリティを高めるよりも、どんどん新しい記事を書いた方が、ライティング力の向上も相まって、PV数を集められると思います。
要は効率の話で、誤解を恐れず言えば
記事の質向上によるPV数増加率
< 新規記事増加によるPV数増加率
ということです。記事はあればあるだけよいということですね。
しかも、これだけ書いていれば必ずそれなりのビッグワードでの検索1位や、「バズ」が起こって、1記事だけで日に数百以上のPV数を稼いでくれるページも生まれます。
私はそういう記事が4~5個あり、これが当サイトのPV数の主体です。
4)低いクオリティのまま増えすぎても逆効果
記事はあればあるだけよいと言いましたが、無限に増やすことが善とは思いません。あくまでも、クオリティを保ったうえで増やしましょうということです。ですから「1記事1PVでも、1万記事あれば1万PVになる」という情報商材は「怪しい」のです。
1年間ブログをやって気づいたのは、クズ記事は、いつまでたっても0PVであるということ(笑)
だから、1万記事作っても、それがクズなら0PVのまま。クズ記事が量産されているドメインをGoogleも評価しません。SEO対策としても悪手だというわけです。
そういう理由+サラリーマンの副業レベルで、クオリティを意識したうえで現実的に増やせる記事数はどのくらいだろう?と考えるとアドセンスで関連コンテンツが表示される最低ラインである100~200記事(週3~4記事リリースで1年で達成)ではないでしょうか?
ベストな記事数はサイトの性質・目的によって異なる
ベストな記事数は、究極的には「サイトそれぞれ」です。考えてみれば当たり前です。
まず、1記事1000文字程度でよければ一日1記事だって書けるかもしれないし、私の釣りブログのように、ある程度現地への取材が必要だったり、1記事3000文字~6000文字ある場合は一日1記事は化物です。
ちなみに私は平均的に月4記事なので、かなりのローペース。でも、普通に正社員でサラリーマンをやっている身としてはこれが限界のように感じます。
ただ、今65記事で月3000円前後なので、これが倍の130記事になったらおそらくバズや検索1位を含め、月の収益も倍以上になるのではないかと予測しています。
150記事書いたらクオリティ上げにシフトする予定
個人的な話ですが私は、150記事を目標にブログを作っています。
そこまで記事が増え、「関連コンテンツ」が表示されるようになったら、今度は記事のクオリティを上げる作業にシフトする予定です。
150記事ほど経験を積めば、あとは新規記事の作成よりも、既存記事のブラッシュアップをする方がライティング技術も効果的にUPするのではと思ったからです。
そして、150記事で1万円を超える収益がなければ、とてもじゃないですがこれを本業にしていくのは到底無理でしょう。
150記事で10万、20万と収益が挙げられるようになったら、今度はテーマを別のものにして最終的に1000記事のリリースなどを考えたいですね。
中には下記でご紹介する松尾さんのような数十記事で100万PVを達成するような凄腕のライターもいるらしいです。
ですが、そのレベルになるには一つずつクオリティの高い記事を何百と書く必要があるということですね。
どうしてもベネフィットじゃなくてメリットを書いちゃう病
こんにちは。
今日は初めてAmazonアソシエイトではなく、ASPで提携しているプログラムを紹介するページを書きました。
むずかしかった~
なにがって、冒頭にベネフィットを書かなきゃいけないのに、メリットをよく書いちゃうんですよ…。
ということで、今回はメリットとベネフィットの話をしたいと思います。
- メリットとベネフィットの違い
- メリットとベネフィットのそれぞれの特徴
- メリットをベネフィットとして書きがち
- 思い直して書き直すことができた
- 別の商品紹介ページもそうなっていることを発見
- ここまでいろいろ教えてくれた書籍たち
メリットとベネフィットの違い
自分、今回紹介したプログラムは、これは絶対使える!というサービスでした。
でも、冒頭でそのサービスのメリットを書いちゃうんですよ。
本当は顧客にとってのベネフィットを書かなきゃいけないのに。
(じゃないと、自分に徳のある話だと思われないので、興味ないや~と離脱されてしまう。この話は別の機会に)
え?メリットとベネフィット、どう違うんや・・・?
そう思う人も多いはず。
私が学んだ本(文章末)では、サービスのメリットと顧客のベネフィットは全く違う概念と書いてありました。
メリットは、その製品の利点。
そして、ベネフィットは、その製品のメリットによって実現する顧客の利益のこと。
つまり、メリットによってベネフィットを作り出す(叶える)と考えるとわかりやすいでしょうか・・・?
おいおい、PPTでへたくそな図を作りやがって…と思いましたか? これはワードで作りました。笑
図の「全自動夕飯作りマシーン」のメリットは献立を考えなくてよいことや夕飯を作る時間を削減できることです。
しかし、顧客のベネフィットはそのメリットによって訪れる自分たちの利益、幸福、効用ですのでこれを冒頭に書いてはいけないのです。
献立を考えようとすると、もうすごい脳のメモリを使うんですよ。だからすごく憂鬱になるんですが、それが無くなるなんてすごく爽快な気持ちになりません?
夕飯前の時間ってイケイケなアニメやってません?あれをゆっくり見られるなんて最高じゃありません??
そういうこと。笑
メリットとベネフィットのそれぞれの特徴
メリットはサービスや商品の特長ともいえるので、いついかなる場合も変わりません。その商品を理解してさえいれば誰でも表現できます。
でも、ベネフィットは顧客の主観的体験のことなので、人によって変わります。
例えば同じサングラスでも、釣り人なら水面下の魚がどれだけみられるかが大事ですが山登りではそれをいくら強調しても見向きもされません。
横道にそれるけど、だからペルソナの設定って大事なんだね。
メリットをベネフィットとして書きがち
よくやりがちなのはメリットをベネフィットだと思うこと。
実はさっきのサングラスの例で私はそれをやりました。
結局は深入りしたくなくて消したんですが、
『普段使いならサングラスのカッコよさ、山登りならかけても煩わしくない軽さ、釣り人ならベイトがどれだけみられるか』
と書いたんです。
でもこれサングラスのメリットです。笑
ベネフィットはそのカッコよさというメリットによって、『一目置かれる(自己承認欲求を満たせる)体験ができる』となるはずです。
ベネフィットは、その人の気持ちになってその人のことを深く想像しないと思い浮かばないものなんです。
その人の気持ちというか、そのサービス・製品を使った人の体験を想像するということですね。だからすごく時間がかかる。
一方メリットはすぐ浮かぶ。だから書きがちになってしまうのでしょう。
これは、オウンドメディア作成をしている本業の会社でも言えることで、結構先輩社員さんもやっちゃっています。
思い直して書き直すことができた
最初はメリットばかりを強調していたんですが、途中でそのことに気づきなおすことができました。
これははっきり言って成長だったと思います。
もう少しこれが自然とできるようになって、文章の書き方なんかに集中できればレベルが上がったといえるのだけれど…。
別の商品紹介ページもそうなっていることを発見
そして、ASPは初めてと言いましたがAmazonアソシで商品紹介しているページはいくつかあったんです。
でも一つ、シーカヤックを紹介しているページが「なんか違うな」と思っていたんですよ。
でもその原因がわかりました。
結局そのページも、シーカヤックのメリットを書いてしまっていたのです。笑
安い、コンパクト、軽自動車でも運べる…みたいなね。
「憧れの海上散歩が楽しめる」とかさ
「気軽に沖で大物を狙える」とかさ
そういうことなんじゃないの?って思ったわけです。
これはそのうち修正します。
いや~今回のベネフィットとメリットの違いって言うのはね、
イケイケの、月100とか稼いじゃっているアフィリエイターには常識だし、お茶の子さいさいでできちゃう内容だとは思います。
でも、僕らザコアフィリエイターには、意外と高い障壁だと思いますの。
まずベネフィットとメリットの違いを自分の中で整理するのも意外と難しいですし、
どうしたらベネフィットを割り出せるのか…というのも難しいですからね。
ここまでいろいろ教えてくれた書籍たち
毎度のことですが、ここまで濃い内容を教えてくれたのは、以下の2書名です。
どちらも別の投稿記事でも紹介しました。
結局、これだけ書籍がある中で、頼れるのは数冊なんですよね。
コピーライトとして信頼できるのはこの二冊です。
まさにコピーライトの元祖と言っていいほどの大物「ケープルス」のコピーライティングの基本を書いた原著(の日本語訳)。
原著と言っても、ケインズやハイエクなど、ガチ学者の原著と違って読みやすいから安心してください。
ただちょっと内容が古い。いや、コピーライトの方法論は普遍的なものなので参考になるのですが、リスティング広告など、ネットの話も交えてしてくれているのは以下の本ですね。
はいでました。
こっちは対話形式で話が進み、ふざけてんのかと思うくらいクダけた本ですが、ザ・コピーライディングを読みやすくしただけ、と言えるほど中身は充実しています。
ただどちらも、「メリットでなくベネフィットを書く」とは書いてあるけど「ベネフィットをどうしたら割り出せるか」は書かれていない(よく考えるとしか書かれていない)んですよね。
私がちょっとだけこの記事で書きましたが…もっと明確にして本にすれば売れるのに…笑
数字を見ることを「分析」だと思っている文系の諸君
それは間違いだ。
私の会社は最近、TwitterやWeb系の業務を拡大したため、そういった数字を見ることが増えました。
私は趣味でこういう活動をしているため、その知識を買われ、いろいろな会議に参加させていただいているのですが、そこで繰り広げられている「会議」に開いた口がふさがりません。
例えば、
「昨週、メルマガを打ったら、○○という本の注文がいくら増えました。」
「○○をツイートしたら、○○(弊社オウンドメディア)のPV数がいくら増えました。」
「以上」
それに対する意味づけ・関連付けは無し。
弊社は出版社であることもあり、ほとんどが文系学部出身者。そのせいもあるのかもしれないけど、分析に関する心構えがなさすぎる。
別の会議でも同じです。弊社のオウンドメディアについて誰かがグーグルアナリティクスで分析をするべきじゃないか、という課題が持ち上がりました(結論から言うと、私がそれをやることになりましたw)。
そこで、絶対にマウントを取りたい昭和おじさん係長が次のように発言していました。
「実はそれ、10年前もやってたんだよね。○○のPVがいくらだった…みたいな。でも結局やる気無くなってやらなくなっちゃったんだよね。ヘヘヘ…」
なんやこいつムカつくな。
この絶望的に自分の頭で考えられない社員たちに共通しているのは
統計数値をただ見るだけで「分析」だと思っていること。
文系であっても経済学部や社会福祉学部は統計調査とか、カリキュラムに組み込まれているんだけどね…。
いろいろ言いたいことはあるけども、あえて言うことを一つに絞るならこれです。
「目的」「目標」がない
例えばその作業をする目的はなに?収益増?会社の知名度アップ?
そして、その目的をかなえるための具体的な目標数値はなに?月1万PV?それともツイート後PV数30%増?
こういうことを事前に決めておかないから、なんとなく数字を見るだけで終わりなんですよ。
これが決まっていれば、
「KPIが月1万PVでしたが、ツイートをしても3000PVしかUPしませんでした。
ツイートを増やすべきか、ツイートの内容を変えるべきか、目標が高すぎたか、どっちだと思いますか?」
という本当の「会議」になるじゃありませんか。
こういう事前の目標数値がなければ、当然数字を眺めて「増えた増えた」「減った減った」でおわり(ちなみに社長を交えた役員会議でも同じ報告をしているそう)。
そんなんだから、マウント係長のおっしゃる通り、飽きるとやめちゃう。
会社にいると、そういう適当なことをしていても生活ができなくなることはないから、悠長にしていられるんですよね。
そういう意味ではこの趣味始めてよかったと思っています。
何事も、始めるときは目的と目標を持つこと、とても大事です。
それを無しに「分析」とか「PDCA」とか言ってんじゃねえって感じです。
「目的」「目標」を作る
単純だけど忘れられがちです。
特にうちのようななあなあな会社は。
逆に言えば、これを設定するだけで「なんだかすごそうな分析」ができ、評価が上がる(笑)
統計なんて触ったことのないような人は、是非覚えておいていただきたいです。
簡単なKGI、KPIの説明なんかはこの本が易しくておすすめ。
まあ全くやったことない人のガイドライン、くらいに思っていただけたら。
慣れてくると、易しすぎるので下記のようなものもぜひ。
読んでみたけど、まだここまでは必要なかったかな。
具体例が具体的過ぎて、よくわからなかった。笑
会社で日常的にKPIとか触っている人にはおすすめです。