ブログ初心者には衝撃的だった「凄腕アフィリエイター」なりすまし事件
何をするにも、成功をした人のマネをするのはよいことです。
その意味ではSNSで成功の秘訣を自らツイートしてくれるこの時代はとても便利だし、成功への道路整備がより進んでいると思う。
でも、政治の世界では「フェイクニュース」と「誤報」が定番であることからわかるように、それを妄信するのも考え物ですよね。
私はとあるアダルトサイトの「凄腕」アフィリエイターをフォローしていました。
その人は、月300万を稼ぐ剛腕で、マニアック系のアダルト動画のアフィリをしているとのこと。
例えば人妻とか女子高生モノ、のような大手が押さえている人気ワードではなく、ニッチなワードでトップを取っているのだ、とか、
SEO対策は本を読むのではなくて検索1位を読め、とか
ワードプレスのテーマは有料を試す前にcocoonを使いこなしてから、とか
とにかくドヤ顔でSEOのことやアダルト動画界のことなどを情報発信していました。
私は「実践者の感想」として、「やっぱり本に書いてあったことのコレとコレは本当なんだな~」と、大変参考にしていたわけです。
ところが、最近ツイートが全くなっていました。
なんか、ブロックされたか、辞めた…?とか思っていたら28日に突然のこのツイート
えええ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!
(一応、伏字を使っています)
そして、以後、立て続けに投稿。
確かにドヤり方はすごかった。
(でも実践者だからと、こちらは謙虚に受け止めていた)
さらに、、、
これ言ってたな~たしかにwwwwww
いや、立て続けのカミングアウト本当に草あw
正直、中身というよりは、この「事件」に居合わせてしまったこと、そのものが個人的には興奮しました(笑)
結構フォロワーも多く、影響力のある方だったのですよ。
私だけでなく、参考にしている新米さんは多かったに違いないと思います。
つい先日も、「本当の」稼げているブロガーのツイートに絡んでいて、「この人のツイート本当に参考になるからフォローしておけ」みたいなこと言ってたんですもの(現在は削除済み)
「おれはSNSで集客はしない。なぜなら、SNSは止めたらPVとまるから。手を止めても流入のあるSEO対策のほうがマシだ」(現在は削除済み)
とかも言ってました。
いや本当にその通りだと思っていたんだけど…。
事件のあらましですが、
要は、しがないライターとコンサルをやっている人で、独身だけどそんなに稼げてもいない、うだつのあがらないような方だったのでしょう。
そして、コンサルのクライアントの成果報酬画面をキャプチャ撮って、自分のものとして公開していた。
そして、それを根拠にさらなるコンサルテーションのクライアントを獲得していた…ということでしょうか。
これはえげつないです。賠償案件なのでは?
自分の成果報酬の数字をいじくって儲かっているフリする人はいるみたいですが、これは斬新。みずほ銀行の「キャッシュカードを返さない」システム障害くらい斬新。
そしてこういうキャラ付けすることで、ネットで輝くもう一人の自分、という虚像を作り上げていたのでしょう。
これが一番大きな動機だったのかも。
私は全く実害は被っていなかったので、特に怒りの感情とかはないのですが、すごく残念な気持ちはありました。
応援していたアイドルに彼氏がいたとか、
私的なツイートを誤爆して、それがしかもファンをディスる内容だった・・
みたいな時ってこんな気持ちになるのかな
ただ、彼の言っていたことは至極全うで、非常に洗練されているなと感じました。
それはほかの人も同じことを思ったみたいで、下記はこの一連の事件についてのほかの方のツイートです。
(墨消しは今回の渦中の人の通称)
だから参考になったことは間違いないです。ただ、「実践してみて本当に役に立つのか」という点の説得力は皆無になってしまいました。これが残念だと思っている点。
そして、これはほかの方も言っていたのですが、こんなに確かな「持論」を持っていながらも、自分ではブログで稼げていなかった。
つまり、「やっぱりブログ一本で稼げるようになる」ハードルは相当に高いのかなぁ。
そんな一抹の不安を感じています。
なんにせよ、落ち着いたらアカウントを消すとのこと。
個人的には純粋に面白い出来事だったので、記録させていただきたく、この記事を書かせていただきました。
下がった検索順位を引き上げる方法
冬の釣り方の記事を書いたのですが、それが功を奏し、そのページは冬のハイシーズン、検索1位~2位になり、1日のPV数も安定的に100を超えていました。
しかしここにきて、50~30くらいと、振るわず。
釣りは平日のPV数は落ちる傾向にあるのでしばらく静観していたのですが、土日や祝日でも上がる気配はない。
なぜなら、検索順位が4位まで下がっていたから。
ううう~~~。
そこで、我がページを抜いたにっくき1~3位の記事どもを徹底的に研究(笑)。
大体同じことが書いてあるのですが、釣りに行く時期について簡単な一覧表が他のサイトにはあり、私の場合は目安を示しているだけでした。
なのでさっそくエクセルで表を作成し、掲載。
すると本日、無事2位に復帰!
検索順位をあげたければ、1~3位のサイトを徹底的に研究せよ!
というのがSEO対策の定石ですが、まさにその通り。
実は以前も、3~4位アタリをふらついていたとある釣り場の紹介ページがあったのですが、1位のサイトが釣り場までの道順を写真付きで紹介していたのでそれをマネたところ、今ではその釣り場にまつわるワードでの1位を安定的に維持。
たまに見ていますが未だに突破されていません(どや顔)。
(閑話休題)
さて、今回取り上げたページ、1~2位を取っていたのは、「 ○○ 2021 」というワードでの検索順位だったのです。
なので、PV数が落ちたのは、2021年も2月に入って、「2021」の検索ボリュームが落ちたせいだと思っていたのです。
しかし、2位復帰後、初の週末。
PV数3桁も回復。
やっぱりボリュームではなく順位のせいでした。
正直本業で嫌なこともあったのも重なって、この順位落ちは身に応えました。
以前も検索順位を常に気にし続ける精神的に酷な仕事がブログ収入だみたいなことを書いた気がしますが、本当にその通りですね。
fukushihamegane.hatenablog.com
しかし、そろそろ次の「順位1位記事」を作らないといけません…
焦っています!
副業・趣味レベルでブログ収入を本気で考えるブログ
本ブログは、ブログやアフィリエイトで収益を上げようとしている人を応援するために、様々なメソッドや体験談をお伝えするものです。
ブログ・アフィリエイト、大変有名な副業種類ですよね。
これには「簡単にできる!」「楽して稼ぐ!」とか逆に「稼げない」という声もあります。
どちらが本当なの??と迷ってしまう方もおられるかもしれません。
これの答えは簡単。
ズバリ、「どのくらい稼ごうとしているか?」に依存します。
どのくらい稼げるのか、どのくらい簡単なのか、それは、あなたがそれを副業や趣味としてやりたいのか本業としてやりたいのかで変わってくるということです。
本業としてやるならば、相当な覚悟と労力、そして市場の分析力が必要です。
むしろブログ収入は本業でやるにはリスクが高く、労働力に対してのリターンと言いう面からしたら効率の悪い業種です。
もしこれらの業種が高ければ、Webコンテンツ作成にかかわる人たちはみな高給取りであるはず。しかし、これらは結構ブラックなイメージがありませんか?
一方、副業や趣味でやるならこれは非常に割のよい仕事です。
1年で1万円位のサーバー代以外にほとんどお金はかからず、副業や趣味の振り返りにもなるし、ついでにお金も稼げちゃうから。
例えば私はルアー釣りのブログをやっていますが、ルアー釣りで得た知識や経験を再度言語化し、ブログで発信する。ブログのネタ作りのためにお金をかけて釣り場に足しげく通うこともあります。 これは釣りの趣味にもプラスです。
収益化できなくても「趣味」でOKだし、趣味にしてはお金がかからない。収益が出れば結果オーライ。そんな緩いやり方がブログ・アフィリエイトでは可能なのです。
いろいろな書籍やサイトで紹介されているブログ・アフィリエイトの技や知識・感想は書き手の目的に沿ったものになっているから混乱が生じていると感じています。
専業主婦(夫)や暇なサラリーマンといったほかに主となる収益のある人にとって、ブログは「ノーリスク」で稼げる最適な趣味です。本業で行こうとしている人がそれを真に受けてしまったら大きなリスクです。
このアフィリエイト本は、アフィリエイトの基礎を学ぶには非常にわかりやすい1冊です。この本の著者、亀山ルカさんは今や本業で稼いでいる方ですが、元は学生時代にアフィリエイトで収益を出していた方。
主収入が別にあったわけです。 (一方染谷氏の方は後程紹介しますが、ブログで収益上げることは正直しんどい…という本を出している方)
一方で、ブログ・アフィリエイトでは簡単に稼げず、大変しんどい。という書籍などもあります。
これはまさしく、それを本業でやっていこうと思っている人へのメッセージ。とりあえず副業や趣味で緩くやろうと思っている人がこれを真に受けてしまうと不要な絶望感を与えるでしょう。
レビューを見てもらえるとわかりますが、この本はブログで「飯」を食っていけるようにするには生半可な覚悟ではできないことが書かれています。
本当にその通りだと思います。本業でやるのであれば。
そこで、当ブログでは、ブログ・アフィリエイトによる収入を「副業・趣味レベル」で得ようとしている人向けのブログと位置付けています。
詳しくは、他の記事をご覧いただければと思いますが、対象は妻や夫が働いていて、主収入がある、他に本業があり、ちょっとした副収入を狙いたい、もしくは趣味として緩くやりたいと考えている人たちです。
その立場からいろいろなことを考えていきます。
結局当ブログに通底しているコンセプトは以下の4点です。
①ブログ・アフィリエイトはそれなりの知識と記事を書ける能力・量がないとキツイのは確か
②でも、主収入があるのだから、稼げなくても大丈夫という強みを生かせば何とかなる
③強みとは「時間」である
④時間をかけて、知識や能力を培い、量を増やしていこう
とりあえず副業として確定申告の不要な月約1万5000円程度(年20万円を稼ぐと課税されるため)を稼げるようになるためにどうすればよいのかをお伝えするブログです。
ちなみに私のことを少し。
都内の出版社に勤めている会社員なので、ブログ運営は「ついで」の「趣味」です。
ですが、いつか独立できるくらいの月収を上げることを目指しています(めざせ月収100万円)
最近、2~3か月、3~4記事が検索上位に急上昇し、月の収入が1000円以上を超えています。
そう、月1万5000と言っておきながら、わたしもまだまだです。
しかし、ゼロ⇒1000円はおそらく、1000円⇒5000円よりも偉大だと思う!
それがこのブログ創設を思いついた大きな根拠となっています。
まだまだ不安定ですが、こういった立場だからこそ伝えられることもあるはずです。
趣味や副業でブログ収入を得ることを考えていてここに来られた皆さん、一緒に頑張っていきましょう!笑
ブログ収入月1000円定常化が現実的になってきた
釣りのブログを2020年2月に始めてから、ほぼ1年が経ちました。
最近、月500円~1000円を平均的に稼ぎ出すことに成功しています。今後これは定着するのではないかと感じています。
その要因と、私がしてきたことをご紹介します。なかなか500円以上の収益を上げられない方の参考になると思います。
まずは成果の発表
*キャプチャで画面貼りたかったのですが、規約的にNGっぽいため自粛します
私にはブログ運営について4段階くらい目標があって
①月500円~1000円を稼ぎ出す
②月5000円~1万円以上を稼ぎ出す
③月50万円以上を稼ぎ出す
④月100万円以上を稼ぎ出し、独立
この①は達成できるかもしれないです!
どうしてのびたのか?
12月から急に伸びたのは、年末年始休暇に向けて釣りの需要が高まったこともありますが、いくつかのページが検索1位~3位に急上昇し、アクセス数が急増したことが直接原因と思います。
それまで0~10PV/日程度のアクセスが3位になった時には50前後/日、1位になった時は200pv/日になりました。
検索1位になると、その言葉の略称(例えば「若洲海浜公園」なら「若洲」など)でも1~3位の順位をキープできるため、検索ボリューム低めのワードでも高いPV数を記録できるようです。
SEO効果はめったなことがない限り1月になっても続くと予想できるので、1月も1000円に近い収益が期待できるでしょう。
とにかく1円でも稼げると嬉しい
①の目標は、アフィリエイトを0円→1円にするのは難しい!と言われていたから設定しました。
実際は1円~500円程度は誤クリック等により、「誤差の範囲」で誰にでも発生するため、あえて「成果」と言える500円以上を達成した段階でのご報告になりました。
正直、自分の力で初めて得た成果、と言えなくもないのでこれはうれしいです。
当初はアクセスがゼロであることもしばしばなので、自分のやっていることが合っているのか間違っているのかもわからない状態でした。これってすごく孤独でつらいんです。
そのような中でようやく成果が見えました。今言った自分の努力・やり方が一定程度評価された「やってたことは間違いじゃなかった」、そう言える状態がうれしいのです。
これは「このルアーで大丈夫?キャスト合っている?」と疑心暗鬼になって数か月後、初めてルアーでシーバスを釣った時と同じ気持ちです笑
じゃあ何をやってきたのか?
私はベタに書籍を数十冊読みました。そしてその半分くらいを実行しました。
あとは検索上位のサイトを読みました。そしてその半分くらいを実行しました。
書籍は数十冊も必要ない
私が参考にしているアフィリエイターさんは「本を読む必要はない」と言っていますが、何にも持っていない状態の時は何冊かライティングやWebマーケティングの本を読んだ方がいいと思います。
ただ、私のように数十冊も読む必要はありません。
なぜならみんな大体同じことが書かれているから。笑
当然と言えば当然。ただ私はそれも含めて読んで勉強になりました。何冊も同じ事書かれているということは、成功者はみんなそれをやっているのでは?(そうとも限らないけど)と想像できるし、そういう業界の雰囲気を知ることができるからです。
(あとは私は本職の方に少し活かせたという特殊要因もあります)
これから知識を付けようと思っている方については、この3冊だけでよいと思います。なんなら「沈黙の」のライティングのほうは読まなくても大丈夫です。内容似ているから。
【Amazon.co.jp 限定】沈黙のWebマーケティング —Webマーケッター ボーンの逆襲—アップデート・エディション(特典:本書の内容を1枚にまとめたスペシャルシート配信)
- 作者:松尾 茂起
- 発売日: 2020/09/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
最後のコピーの本は、コピーライトの世界では超有名なケープルスの「コピーライティング」と似ています。
でもこっちは書籍内で出てくる例が古すぎるんですよ。
確か戦前~戦後にかけて活躍された方だったからだと思います。だからレスポンシブル広告なんて今の世代見たこともないような広告についてのコピーの話をしていて、SNSやインターネット なんて当然登場しません。
「ザ・コピーライティング」の現代版が「ポチらせる」だなぁと個人的には思っています。
ただ、「ザ・コピーライティング」で言われているメソッドは今でも色あせていません。今でもとても参考になるし、「ポチらせる」の説得性が増すため、時間のある方は是非ご一読を。
他は本当に要らないです。本当に同じことしか書いていないし、構成も読みづらい。編集者の力量が知れる(私も書籍編集者で、同じような本しか作れないので自虐の意味です笑)。なんなら思い付きで目次構成書いてもいいです(本業なので)。
覚えているし大体の形にできる。上記3書名以外はそれくらいありきたり。
本を何冊も読むより検索上位を研究するほうがよい
長々と書籍の紹介をさせていただきましたが、本はあくまでも知識のベースを作るためのもの。何冊も読む必要はないです。
実践で最も重要だったのは、検索上位のページの検証でした。まあこれも、書籍の中で大事なこととして挙げられていた項目ではあるのですが。
例えばある釣り場を紹介するワードの検索上位のサイトは駐車場から釣り場までの道順を画像付きで紹介していました。
私はそこまでは不要かなと思いつつ、その要素も加えた2週間後、アクセス数が激増(検索順位が上昇)したのです。
この検索上位、何を参考にしたらよいかわからないのですが、最近見えてきたのは、部分的に真似をすること、というのに加え、機械的にそうするだけでなく「どうしてこの構成にしたのか」を考えることです。
マーケットインとはいえ、読んでくれる人の調査をするのには限界があるため、検索上位のサイトの構成は読んでいる人が求めることをなんとなく教えてくれます。
そこに自分の経験や友人の助言を合わせて自分オリジナルのサイトを作っていくわけです。
大事なのは「実行」すること
最後に最も大事なのは、実行することです。知識を得て終わり…これは私の勤める日本企業なんかもそうですが、それを実践に活かせなければ意味がないです。
でも、私は天才でも才能持ちでもないので、すべてを活かすことはできません。教わった知識も覚えきれないし、活かしきる閃き力もありませんでした。
でもその半分でも実行すると見える景色が違ってきます。大事なのは大量のインプットと、ちょっとのアウトプットかなと思います。
作って、見比べる、の繰り返しで、自然と上記で述べた「実行」ができるようになりました。
「2~3か月で稼げるようになる」のウソ
最後に初心者アフィリエイター向けによく見る言説について、検証します。
それは以下のようなもの、
自分のサイトはGoogleのクローラーに見つかり、順位を上げるまでに時間がかかるから最初はゼロアクセスというのもよくある。収益を上げられるようになるには2~3か月かかる
というもの。言い換えれば始めてから2~3か月あれば稼げるようになるというもの。
私ねえ・・・(ため口)、これ嘘なんじゃないかなぁと思います。
本業アフィリエイターで四六時中ブログのことを考えている人はむしろ2~3か月で成果を出さないとマズいですが、副業や趣味として考えている人は最低6か月、1年くらいは見ておいた方が良いと思うし、なんなら「何ヶ月で」という目安を立てようとすること自体が間違っていると思います。
なぜなら、成果が出るためには、ライティングの質、そして量に半分依存するからです。
早々にそれなりの質の記事を100記事くらいパパっと作れちゃう人は、2~3か月で行けると思いますが、皆さん知ってます?
3か月って100日ないんですよ!
だから100記事というと、1日1記事以上を書くことになります。それを投げやりにならずに「読みやすい」ために構造化された質のいい記事を書くわけです。おそらく指が取れてしまうと思います。これを副業レベルでできる人はある意味才能ですよ。他の仕事をした方がよい。笑
私は週1記事更新が限界でした。そしてワードプレスにしてからは既存の記事がかなりのゴミ記事、まさにキングオブアフィリカスばかりでしたので、記事の手直しも同時に行っていたため、記事数は開設10か月で54記事+1固定ページです。
書いていく中で最初はプロダクトアウトだったのが、マーケットインの思考に慣れてきて、記事の構造化もうまくいくようになり、だんだんと検索で評価される記事が増え、およそ8か月で最初の目標達成です。
ただ私は物を書くのに快感を感じるド変態なので実現できたようなもの。本業の忙しさにも依存するし、各テーマが競合だったりしたら収益実現にはより時間がかかるように思います。
何の中身のない「2~3か月で」に縛られるとモチベーション保てません。好きなジャンルで好きなライティングでこつこつやっていけばいいんです。
ちなみに、月1000円がいけそうな私の感想「頑張れば5000円、1万もいけそうだな」です。
0⇒500は難しいけど、実現するとそれ以上は工夫の仕方がわかるから、一気に先が開けるのだと思います。
とはいえ、書くのがそんなに好きじゃない、楽して稼ぎたい…という覚悟のない方には無理な話ですよ。
アフィリエイトはあくまでも「費用が掛からない」だけであって「楽」で「簡単」なわけではないですから。
ブログ・アフィリエイトは「楽に」「簡単に」稼げるか?
2000年代のIT革命と呼ばれた時代から、ブログやWebサイトを運営し、広告収入=アフィリエイトはとても注目されていました。
なんせ、運営費用がほとんどかからずに「楽に」「簡単に」稼げる(と言われていた)から。しかし、これ本当に楽で簡単なの? という疑問があります。
結論から言うと楽で簡単ではない、でも参入のハードルはとても低い。そして(副業なら)挑戦し甲斐はある、です。
以下その理由を考えてみたいと思います。
運営費用はほぼゼロ
まず、ブログの運営費用はほぼゼロです。ワードプレスはオープンソースなので無料。
レンタルサーバー代はかかります。無料のブログサービスもありますが、アフィリエイトが禁止であることやブログサービス側のアドセンス広告が自分の収益を上げるのを邪魔してきますので、オススメできません。
ただ、大体のレンタルサーバーが月1000円~2000円。3年以上長く続けるつもりなら月々で考えれば数百円になりますので、社会人の副業としては最適。儲からなくても「月数千円の趣味」と考えれば安いものです。
(ちなみに余談として、私は中学のころブログをやっていましたが、中学生には数千円の出費も大きかったため、大人になっても「アフィリエイトは意外に費用が掛かる」という固定観念を持っており、始めるのが数年遅れました。もったいない)
でも「楽」で「簡単」ではない
この「運営費用がかからない」というのがどこかでねじ曲がって「楽」で「簡単」というところに結び付いてしまっている気がします。
実際は、運営費用が掛からないという気軽さから、参入者(企業)は死ぬほど多いため、相当なレッドオーシャン(競争相手が多く、収益を上げるのが難しい)だと思います。
ブログやHTML、CSSなどのプログラムの知識だけでなく、ブログのテーマになるジャンルの幅広くオリジナリティある知識、そしてWebライティングやマーケティングの知識など、多岐にわたる専門知識と技術が必須になります。
「運営費用がかからないから、楽で簡単」
というのは、文章としてもおかしいのですが、結構勘違いしている人が多い。だからこそ挑戦して、散っていく人も多いのでしょう。
これは個人ブロガーだけの話ではなく、企業(特に古くからある典型の日本型企業)でもよくあります。
例えば私の勤めている出版社は最近「ネットに力を入れる」ということでTwitterやフェイスブックページを立て続けに立ち上げましたが、本業の片手間でやる人員しかおらず、専門知識を持っているものはゼロ。企業のWebマーケでは常識的なKGIやペルソナという概念も知らず「なんとなくやっている」始末。
仕方がないから私が資料にして説得しましたが(ちなみに本業は書籍の企画立案や編集)、返ってきた答えは
「お金をかけずに、簡単にできることからやろうという程度だから ここまでは…」
です。
年間数十億売り上げる企業が、「お金をかけず」に「簡単に」「できることだけ」やって収益が上がるわけないだろお前仕事ナメてんのか。その程度なら余計なことはせずに本業の書籍出版と「足で稼ぐ」営業に力を入れたほうがいいですよ。比較生産費説って知ってます?
まあ日本企業も、日本人も、目的と手段を持って物事をクリアしていくという作業を子供のころからしたことがないので、この辺を深堀していくと日本経済のそもそもの問題にいきつく気がするのですが、とにもかくにも、ブログ・アフィリエイトは確かに費用は掛からないけど、それはなにも運用にかかる手間暇や、専門的な知識がいらないというわけではないということです。
何事も「楽に」「簡単に」のためには相当な努力が必要
これはあらゆる物事にも適用される真理です。ブッダかイエスが言っていたんじゃね??というくらい確かです。
何かを片手間にできるようになるには、その背景に相当な鍛錬(努力)が隠れています。これ、スポーツをやったことある人ならわかりませんか。
例えばバスケのドリブルは素人にとっては大変難しい技術ですが、これがドリブルをすることに全神経を集中した状態だと、だれにパスするかとか、どう相手を出し抜くか、とかバスケットボールらしいことを考えられません。
だから流川楓や黒子テツヤ にあこがれてバスケ部に入る中高生は最初にきつくて退屈なドリブル練習を死ぬほどさせられるわけです。
▲流川楓
逆にドリブルが身体に染み付き(右脳的な直観力が付き)、ドリブルしながらサッカーの戦略を考えられるくらいになれば、片手間に、楽に、簡単にバスケができるようになるわけです。
ブログやアフィリエイトも、死ぬほどの努力と知識の研鑽があり、その経験が積み重なってこそ、例えば別のメディアを立ち上げる時に「楽に」「簡単に」できるようになるのであって、最初から楽に簡単に儲けられるほど世の中は甘くありません。
というか、楽に簡単に儲けられる商売は参入が瞬時に増え、価格が下がり収益が減ります。「楽して儲けられる商売はない」という経済学の中で最も適切で役に立つ教えの通りです。
「難しいからやるべきでない」わけでもない
ブログ・アフィリエイトでは相当な覚悟と努力がないと稼げるようにはならないのですが、それはイコール「やるべきではない」という意味ではないと私は考えています。
もちろんこれは企業やWebで独立を考えている人には当てはまりません。その程度でしたら破産しますよ。
しかし、副業や趣味で始めようとしている人は即座に収益を上げなければいけないわけでもありません。時間はいっぱいあるわけですから一つずつ学んで、続けていけばいいわけです。
本業のほうで収益保証があるわけです。ほかの副業と違って自分のペースでできるのもよいところ。
ただ、決して楽で簡単ではないですよ、ということだけわかっていればよいのではないでしょうか。
むしろ難しくて攻略し甲斐があるからこそ趣味として成立するわけです。
そのようなことを心に刻んで運用していくと、「楽してはダメなんだ」という認識につながり、自分のすべきことがわかるようになるわけです。
そんな私の愛読書
ちなみにWebコンテンツはPDCAでトライアンドエラーの繰り返しと、自己のライティング技術を磨き続けるのが基本。だから知識はそんなに必要なく、入門書を何冊か読んでいれば事足りる気がします。
もちろんこれは現段階での私の所管であって今後どうなるのかわかりません。ですがサラリーマンの副業レベルで月1000円以上上げられるようになった私個人としては現時点でそう感じます。
そんな私が愛読していたのはわずか3冊。そう、3冊で足ります。1つはシリーズなのでなんならどちらか一本でもよい。なので実質2冊。
私のブログは釣りブログですが、あとは趣味の釣りを楽しんでその中からネタを探し、トライアンドエラー。
【Amazon.co.jp 限定】沈黙のWebマーケティング —Webマーケッター ボーンの逆襲—アップデート・エディション(特典:本書の内容を1枚にまとめたスペシャルシート配信)
- 作者:松尾 茂起
- 発売日: 2020/09/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
これを買いたくなるような一文は、また、考えます。笑
まだまだなもので。笑